7セグメントLED

7セグメントLEDは、7個のLED素片(セグメント)を組み合わせたものである。 7つのセグメントには、図Aに示すようにa~gまでの名前がつけられている。

図A. 7セグメントLEDのセグメント

通常は、7個のセグメントは互いに独立して点灯/消灯が可能である。 7個のセグメントの点灯/消灯の組み合わせは全部で128通りあるが、そのうちの16通りは 図Bに示すように0~9までの数字、A~Fまでのアルファベットを表示しているとみなすことができる。
0~9、A~Fは、16進数の1つの桁のデータであり、7セグメントLEDを利用することで、 16進数を表示することができる。

1桁の16進数は4ビットであり、7個のセグメントの点灯/消灯を適切に制御して16進数表示させるには、 4ビットの入力データから7ビットの出力データ(7個のLEDの点灯制御)へ変換する組み合わせ回路が 必要である。これを7セグメントデコーダという。

図B. 表すデータとLED表示の対応 (この表示は一例であり、実際には6, 7, 9の表示が異なる場合がある。)